2012年2月13日月曜日

「安らぐ家は「間取り」で決まる 上田康允著 を読む


空き時間に、久々に、大型書店「ブックデボ書楽」へ。建築のコーナーに積まれていた書籍を手に取った一冊です。これから家を初めて建てる人と向けに、基礎知識をお知らせする内容になっています。住宅メーカーの営業職等で、お客様の近いところで感じたこと、思いを120項目に回答する形で解説した本です。間取りを考える上での不安材料を事細かに解説してあるので、こんな事までと思うこともあり、専門馬鹿になっている自分を発見する箇所もありました。

家を持とうと考えている人に向けてのメッセージの本と受け止めると、なんと設計事務所がひ弱な存在なのかがわかる。でも、もっと、職能としての設計事務所の役割をもっと理解してほしいと思う。建て主の視点で、代弁者の役割も兼ねた設計事務所があることを理解してほしい。

言い換えれば、設計事務所側のアピール度、貢献度が少ないと思われていそうである。私も含め実績を積み、それを糧としながら、公表していく姿勢が必要になってきている。

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