2009年9月28日月曜日

収納を考える:第二回 概論

一回目で朝起きてからリビングに下りて行くまでの行動とそれに関わる物たちを考えてみました。そこには、その場に置いてある物もありますが、ほとんど収納されいるべき物たちです。時に応じて取り出し活用するそういう物たちです。私は、長年にわたり(ほぼ10年)、(株)ヒューマンランドの戸建てを設計というかたちでお手伝いさせていただいております。きれいに楽しく快適に住まうには、ある程度の収納を確保しなければならない。残念ながら戸建ては、マンションと比べて、収納に関するとらえ方が甘く、各室に押入なりクロゼットが確保されていればOKという現状です。(そこには、尺で考える戸建てとミリメートルで寸法を押さえ、考えるマンションの違いが大きいと思います。)平面で考えて少なくても12%の収納場所を確保し、長期保存用にロフトなり床下収納を確保したいものです。その場その時に必要な収納を考えていきましょう。たとえば、玄関には・・・とか、そのシーンごとに関わる物を考えて、収納量スペースを考えていきましょう。また、飾ると収納の関係も大切。たとえば床の間と掛け軸のような関係をうまく処理していきましょう。そこには、自分なりの空間が現れてくるような気がします。