2012年4月4日水曜日

リビングを考える その3 広さ 距離感

どの位の広さがあったらいいのか
まず、距離感から考えてみよう

家族の距離感、来訪者との距離感を考える。
親密の度合いにより距離感は変わる。


自分に合った距離感を探す、確認することが大事。

私の子供の頃は、茶の間でのくつろぎでした。
社宅暮らしで続き間の和室
片方の6畳間に
茶箪笥があり、1帖の掘り炬燵
長手に2人、短手に1人で計6人が定員の席数でした。
親父の席は奥1人席
長手に子供母親の席がある。
五人家族の食卓としては、程よい大きさでした。
来客時は、子供がその席から外れることになる。

手を伸ばせば、小分けすることなく大皿に手が届く距離。
みかんを頰張り、野球観戦。
大山のみかんが小山になっていく。
長手方向に兄弟2人。
身体をよじってのテレビ観戦。
身体がどうしても触れあう。
陣取りしながら、お互いの距離を図る。

痛いも痒いもわかってしまう距離、そんな距離感を味わっていた。

世代は移り、交代は完了したが
兄弟仲は、いい方だと思う。

きっと、その当時培ってきた感情が生きているせいのような気がする。

くつろぐときには、口にものを運んでいる。
そんな日常だった。
共に食べる、飲む行為
食事をする、お茶を飲む、おやつを食べる
その距離感、空気間を大切にしたい。


新版「家を買いたくなったら」長谷川高著に出合う

家を買い求めるための、留意点が書かれた本です。
家をつくる人向けではなく
家を買い求めるため書かれた本です。
書名通りの本です。
でも
家を考えている、漠然と考えている人向けにもためになる本だと思います。
ある程度網羅されています。
特に
第二章「理想の家」のイメージを固めるの章
自分の好み、趣向を家に持ち込むくだりは、いい。
その思いを堅く持つからこそ、家を建てる、買う動機付けが
しかり持てる。
家族のあり方、生き方を再確認でき、
長いローン生活に耐える心構えができることを
確認できるから