8月上旬に福祉施設の浴室の改装の設計監理が終了した。バリアフリー、設備の更新、防水のやり換えが今回のテーマでした。脱衣室を真ん中にはさんで大浴場と小浴室の改修です。20年前の車いす利用者の小浴室は、坐高に合わせて床をつくり、這って浴室に入るスタイルであったようです。今回は、段差のないようにし、車いすのまま浴室に入り、洗い場で体を洗い、入浴も浴槽に備え付けのいすで入浴できる機器を導入しました。利用者、介護者にとって共に優しい浴室に変身を遂げています。手すりは、機器取り付け後、動きを想定してシュミレイトして、位置、形状を確定しました。現地で決める大切さを実感。