2010年12月6日月曜日

水平構面 1階を考える

2階建ての場合は、水平構面は
1階の床面
2階の床面
2階の小屋面
が該当します。
1階は、火打土台、厚めの合板でとります。
基礎、土台の配置の仕方で、不要にすることも可能です。
「土台に火打ちを設ける人は多いが、通常のベタ基礎のときは、鉄筋コンクリートのよる耐圧版の水平剛性が、非常に高いため、土台をアンカーボルトで基礎に緊結していれば1階の床面が歪むことはない。したがって、火打土台は不要である」と世界で一番やさしい木構造 山辺豊彦著 建築知識 。
あくまで、基礎土台のまわっている構面の話で、束等で回している場合は、必要である。
基礎配筋も考えて2間以内に囲まれた基礎で構成されたベタ基礎であれば
1階水平構面は、クリアーされているとみていいようである。

今日の朝日新聞の記事:断熱材がたりない・・・・

今日の朝日新聞に断熱材「グラスウール」が品薄状態が続いているとのニュース有り。
その中で、
「エコポイント以外でも、住宅金融支援機構の住宅ローンでは
断熱材を多めに使うとローン金利の1%が優遇される」記事。
新しい融資制度ができたのかと調べてみると、フラット35Sのことのようです。
フラット35Sは、
上記の省エネルギー性の基準、
耐震性に関する基準、
バリアフリー性に関する基準、
耐久性・可変性に関する基準
の一つをクリアーすれば、10年間1%との優遇があります。
もっと頭を柔らかくする必要を感じた記事でした。