2010年12月21日火曜日

正月向けに寄植をつくってみる

正月向けに小ぶりの草木を揃え、寄せ植えをしてみました
園芸店に行き目にとまったのが「やぶこうじ」の可憐な赤い実、
斑入り葉が綺麗な草とあわせてみました


園芸ショップ「花の木」で購入してきた草木と

手持ちの蘭、タマリュウ、プラミで仕立てました

購入の草木:ピレア、ヒポエステス(2種)、やぶこうじ(3種)、プテリス、銀苔







2010年12月12日日曜日

水平構面 2階を考える

おおむね2階は、合板24mmのものを敷並べ、水平構面としては、ほぼ完璧に近い工法で設計することが増えています。注意しなければならないのは、吹き抜け、階段の位置・壁配置です。構面が切れるその下部にうまく壁を配置し、上部からの力をうまく下部へ伝えられるように検討していかなければなりません。また、仕上げ厚の違う床仕上げ材を使うときは、設計上検討が必要です。12mmの畳はできれば避けたいものです。

国の施策としては、おおむね35年50年というスパンで住宅が建ち続けられように、誘導しています。
その典型が、住宅金融支援機構のフラット35S、優良住宅の仕様にみることができます。10年間1%の優遇は、力の入れようを表しています。

その基礎にあるのが、住宅性能表示です。4つの持つべき性能を個別にランクづけて長持ちする住宅をつくる方法論を教えています。将来は、100年200年と建ち続けられる住宅が現実のものとされていく気がします。今のエコブームに乗った方向性です。より進めていけば、身近なエコを進めていくには地産地消の方向になり、地場材をもっと活用する方向になっていくでしょう。その素材、特に構造材は、強度の測定、確定しそれを数値化し、活用しやすくする方立てが必要であると思います。

2010年12月10日金曜日

断熱材が足りない その2

現場で大工さんに尋ねると、9月頃から建材屋さんでグラスウールが不足気味である話が出ていたとのこと。ちなみにその現場(さしおうぎ台自治会館)は、壁断熱がロックウールに変更になっていました。住宅性能が、少しずつ断熱材の在庫不足というニュースで実感をさせていただきました。住宅支援機構の「フラット35S」優良住宅の4つの選択をみても、ストックとしての住宅が増えていくことでしょう。私の関わる戸建ての8,9割が「フラット35S」を活用しています。10年間金利が1%引きなのが大きい要因になっているようです。

※フラット35Sの4つの選択には
  1. 省エネルギー性
  2. 耐震性
  3. バリアフリー性
  4. 耐久性・可変性

があります。

2010年12月6日月曜日

水平構面 1階を考える

2階建ての場合は、水平構面は
1階の床面
2階の床面
2階の小屋面
が該当します。
1階は、火打土台、厚めの合板でとります。
基礎、土台の配置の仕方で、不要にすることも可能です。
「土台に火打ちを設ける人は多いが、通常のベタ基礎のときは、鉄筋コンクリートのよる耐圧版の水平剛性が、非常に高いため、土台をアンカーボルトで基礎に緊結していれば1階の床面が歪むことはない。したがって、火打土台は不要である」と世界で一番やさしい木構造 山辺豊彦著 建築知識 。
あくまで、基礎土台のまわっている構面の話で、束等で回している場合は、必要である。
基礎配筋も考えて2間以内に囲まれた基礎で構成されたベタ基礎であれば
1階水平構面は、クリアーされているとみていいようである。

今日の朝日新聞の記事:断熱材がたりない・・・・

今日の朝日新聞に断熱材「グラスウール」が品薄状態が続いているとのニュース有り。
その中で、
「エコポイント以外でも、住宅金融支援機構の住宅ローンでは
断熱材を多めに使うとローン金利の1%が優遇される」記事。
新しい融資制度ができたのかと調べてみると、フラット35Sのことのようです。
フラット35Sは、
上記の省エネルギー性の基準、
耐震性に関する基準、
バリアフリー性に関する基準、
耐久性・可変性に関する基準
の一つをクリアーすれば、10年間1%との優遇があります。
もっと頭を柔らかくする必要を感じた記事でした。