2011年11月14日月曜日

川越、蔵造り拝見、シンポ参加、蔵で一杯


シンポジウムのあった茶陶苑



八州亭(小江戸蔵里大正蔵)

昨日、川越に行ってきました。蔵造りの建物が残る「伝統的建造物保存地区」から少し離れた「大正ロマン夢通り」あたりを中心に出かけてきました。午前中は、川越蔵の会の案内で小江戸蔵里、旧川越織物市場、仲町観光案内所(ファサード修復建物)、小川菊(3階建て、うなぎ食堂)昼食をとる、旧山崎家別邸(庭に入れる、これから修復される建物、保岡勝也氏設計)、茶陶苑を見学。午後には、茶陶苑で「対話で創ろう 伝統構法の未来 講演会&意見交換会」に参加してきました。昔ながらの小壁、貫、栓等による建物の建て方を在来軸組工法のように設計できるようにしましょうとの趣旨のシンポジウムでした。伝統的な和風住宅を建てる上では、大変重要な動きであると思います。いい物は残そうという機運にもつながる運動、研究であると思います。その後、小江戸蔵里大正蔵のレストラン八州亭で藤倉氏と夕食を兼ねた座談会。伝統建築、古民家鑑定の話に花が咲きました。世代を超えた建築物には、何か心地よい雰囲気を醸し出してくれる、その元酒蔵での一時は、楽しい時間を生んでいました。